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コロナウィルス拡大~その時トルコリラは

トルコリラのリバウンド戦略失敗の巻

今回はトルコリラをめぐる市場の反応を振り返りたいと思います。個人的な感想や今後のトレード方針を交えます。

ご存知の通り、世間はコロナウィルスのニュースで持ち切りです。その副次的な影響として、原油安というニュースも出ています。ともかく、相場的には悪いニュースばかりが取り沙汰されています。

そんな時に真っ先に売られるのがトルコリラです。かなりのリスク資産ですので、市場の雲行きが怪しくなると急落する性質があります。ただ、急落ゆえにリバウンドも大きく、底値買いのリバウンドを狙った戦略が機能することもあります。

では、今回のリバウンド戦略はどうなったかと言うと・・・。続きは本文で語りたいと思います。

コロナウィルスと原油安を原因とした下落

最初にマーケットの振り返りをしてみましょう。以下は直近のトルコリラ円チャートです。ご覧の通り、右肩下がりの下落トレンドを描いています。

コロナウィルスの影響でトルコリラ円下落の一途

原因は言わずと知れたコロナウィルスの感染拡大です。今後、しばらくは世界経済の停滞が予想されるため、株価やリスク資産が大きく値下がりするという事態となっています。トルコリラも御多分に漏れず、売られる展開となっています。

トルコリラの場合、コロナウィルスの影響に加えて原油安も通貨安に拍車を掛けました。本来、トルコは資源消費国なので原油安は歓迎のはずですが、なぜか原油安とリラ安には相関関係があります。原油の価格が下がるとトルコリラも値下がりするのです。おそらくですが、中東諸国との貿易があるので、その連想売りが出ているのじゃないかと思います。

そのような訳で、コロナウィルスの影響により、トルコリラは下落している状況にある訳です。

今回は反発なしのなべ底チャート

前述の通り、トルコリラは下落しました。ただ、そうした局面で光る戦略があります。リバウンド狙いの買い戦略です。詳細は以前、下記の記事に書きました。要は移動平均線からの乖離を狙って買う手法ですね。

記事:トルコリラ円の暴落を利益に変える手法【リバウンド狙い】

この手法なのですが、勝率は60~70%ほどです。結構、テクニカル手法の中では勝率が良い方です。ただ、今回はちょっと様相が異なります。というのも、チャートがいわゆる「負けパターン」を描いているのです。

リバウンド戦略の勝ち負けパターン

リバウンド狙いの勝ちパターンは上記のAパターンです。一方で、ダメなのが上記のBパターン。いわゆるなべ底のチャートです。今回はこのパターンに嵌りました。リバウンドなしの損切り相場です。

最終的な結論が出るのはもう少し先ですが、そろそろ見切りをつけても良いかも知れません。管理人は損切の覚悟を決めました。

今後のトルコリラの戦略は

では、今後のトルコリラの動向について予想を立ててみましょう。前述のリバウンド戦略が失敗した理由についても触れます。

まず、トルコリラの値動きです。ずばり、もう一段下げると思います。前述の通り、トルコリラはなべ底チャートです。このチャートパターンは「トレンドの継続」を示すセオリーがあります。下落トレンドの継続、すなわちもう一段の下落を予想するという訳です。

ファンダメンタルズと需給要因にも、あまり良い材料がありません。コロナウィルスの特効薬が開発されるのはまだ先でしょうし、ロックダウンの効果が出るのにも半年以上は掛かるでしょう。何より、経済減速の勢いがまだまだ加速しそうである点に大きなリスクを感じます。需給要因として、リーマンショック後にあったような流動性の枯渇が起きることも考えられます。

という訳で、基本的に目先の買いはないと考えています。逆に短期の売りはありでしょう。チャートに戻りが出る場面すらなさそうではありますが、タイミングを見計らいながら売りを仕掛けたいと思います。

短期の売りトレードに向くセントラル短資FX

最後にCMです。トルコリラの売りに向くFX会社はどこかという話です。管理人はセントラル短資FXを推します。理由は少ないスプレッドコストです。

セントラル短資FXのトルコリラスプレッド2020年5月

ご覧の通り、セントラル短資FXのトルコリラ円はスプレッドが1.7銭(例外あり)です。現在の業界水準が2.5~4.0銭程度なので、かなり安い部類に入りますね。

売りにしろ、買いにしろ、短期のトレードで勝つコツはまずはコストを下げることです。この点、セントラル短資FXは短期の売買に打ってつけのFX会社だと思います。

ここからのトルコリラはボラティリティが上昇することが予想されます。大きく儲けるチャンスです。チャンスを逃がさぬよう、準備だけはしっかりしておきましょう。

※本記事は管理人の主観に基づく文章です。現在および将来にわたる事実を保証するものではありません。

※FXは自己責任です。売買の最終判断は読者の方の責任で行ってください。

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