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それでもトルコリラを買う理由【2021年も例外なく暴落】

こんにちわ。トルコリラ管理人(Twitter:@fxturkishlira)です。

今さらですが、トルコリラは激しく落ちましたね。中銀の利上げで大幅高となっていただけに管理人もびっくりしました。それまで結構な含み益だったのですが、土日を明けたらその金額が全部、含み損になっていました。

まあ、終わったことを悔やんでも仕方ないので、今後のことを考えていきたいと思います。トルコリラは記事を書いている現在も下落しています。ただ、テクニカル的にはそろそろ売られ過ぎの水準に入りました。リバウンドを狙ってもよい頃合いです。

そんな訳で、今回は買い目線でトルコリラの行く末を考えてみたいと思います。以下、管理人の考察と相場展望です。

トルコリラが暴落した経緯

まずは相場のおさらいです。

トルコリラは去る3月22日に大きな窓を空けて下落しました。直接的な原因は、週末に報道されたトルコ中銀総裁解任のニュースです。それまで、大幅な利上げを敢行し、市場からの信頼も厚かったアーバル総裁(当時)がエルドアン大統領の命令によって解任されました。

報道を受けて、週明けのトルコリラは朝から2.5円の下落。その後のアジアタイムにリバウンドするも、ロンドン市場が開く頃には落ち着いてしまいました。およそ1円幅で開いたギャップはまだ埋まっていません。

中銀総裁の解任でトルコリラは窓開け下落

さらに記事を書いている本日3月30日には中銀副総裁も解任されました。リラ売りの勢いが再加速した状況です。

2円の下落が示すもの

前述の通り、トルコリラは大幅に下落した状況です。現在のレートは13.2円で、中銀総裁が解任されるまでのレートから約2円も下落した状況です。

では、なぜにこうまで売られたのでしょうか?

その理由は、後続のニュースで次々と明らかになってきました。端的に示すと以下の通りです。

  • 格付け会社がトルコの格下げを示唆
  • 次期トルコ中銀総裁が利下げするのではないかとの噂
  • 投資家がトルコリラ建ての資産と現地通貨をパニック売り

最初の2つはリスクを先取りした形ですね。いわば2円の下落は先のリスクを織り込んだ結果であると考えます。そして、通貨リラへの信用がいまだ戻らないために買い需要が戻ってきていません。

それでもトルコリラを買う理由

ここまで書くと、トルコリラの先行きは絶望的であるかのように思えます。ただ、FXのチャートには買われすぎ、売られ過ぎが付きものです。トルコリラもさすがに売られ過ぎのシグナルが点灯し始めました。

そう。リバウンドの買いを入れるチャンスです。

現在でこそ、トルコリラに悲観的なニュースしか出てきません。ただ、相場のニュースなんて後付けで出るものです。例えば、4月15日に控えたトルコ中銀の政策金利発表です。利上げはないでしょうが、金利据え置きでも安堵の買いが入るかもしれません。普段ならあり得ませんが、利下げに恐々としている今の状況なら十分あり得ます。もちろん、他のグッドニュースだって出るかも知れません。

中銀総裁の解任でトルコリラは窓開け下落

何が言いたいかというと、管理人はテクニカルしか見ていないということです。テクニカルで売られ過ぎれば買いが入ります。これが管理人の買う理由です。本当のグッドニュースは決してテクニカルの買いシグナルよりも先には出てきません。

スワップポイントの表面利回りは変わらない

以上の通り、管理人は今回の下落に対して買いで臨むという選択肢を取りました。売りのトレードもありと言えばありなんですけど、今からだと遅い感じが否めません。そういう時は次の波を待った方がうまくいきます。なので、ここが二番底だと思って、逆張りの買いで臨みます。

ちなみになのですが、一部の方はレートが下がったことよりもスワップポイントが下がったことを気にされているようです。これは半分正解で半分ハズレです。というのも、必要証拠金も下がっているからです。

トルコリラのスワップは下がったのか

上記はセントラル短資FXのスワップポイント表です。ご覧の通り、トルコリラのスワップポイントは一時期よりも随分安くなりました。ただ、原因は為替レートの下落であって、利下げが行われた訳ではありません。証拠金に対するパーセント単位では利回りは変わっていないのです。

なので、下がったら買うスワップポイント派にとっても、今は買いのチャンスかも知れませんね。まあ、状況が状況なので難しいところです。ご自身で判断してください。

なお、セントラル短資FXはメキシコペソや南アフリカランドも扱っています。高金利通貨を幅広く試してみたい方におすすめのFX会社です。口座開設は以下のリンクからどうぞ。いまなら、管理人書き下ろしレポートがもらえます。

※本記事は管理人個人の主観に基づき書かれています。現在および将来の事実を保証するものではありません。

※本記事は読者の方にいかなる資産売買を強制するものでもありません。FXは自己責任を伴います。売買の最終判断は読者の方の意思によります。

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