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トルコリラの為替投資戦略

トルコリラの経済指標と相場ネタ6月度

トルコリラの経済指標と相場ネタ6月度

先月は、トルコがまさかの政策金利引き下げ(-0.5%)を実施し、後半はややサプライズな展開となりました。それでも、大きくリラ売りに傾くことはなく、トルコリラレートは膠着状態に入っています。6月に入った現在でも、言わば市場は「経済指標待ち」の状況で、相場のトレンドは見えにくくなっています。

そんなトルコリラ相場の今後を考えていく上で、重要な経済指標のスケジュールとマーケットの焦点を書き留めておこうと思います。内容は以下の通りです。

  1. 6月度の経済指標とトルコ経済の焦点
  2. トルコ経済固有のリスク
  3. 最近のトルコリラの動き

6月度の経済指標とトルコ経済の焦点

早速ですが、トルコリラ関係の経済指標は以下のようになっています。今月2014年6月度の情報です。

  • 6月3日 トルコ消費者物価指数(CPI)発表
  • 6月6日 米雇用統計発表
  • 6月16日 トルコ四半期失業率
  • 6月16日 トルコ財政収支発表
  • 6月17日 米FOMC開催
  • 6月18日 (日本時間午前3時頃)FOMC記者会見
  • 6月19日 米短期金利(FFレート)発表
  • 6月下旬(詳細不明) トルコ中央銀 政策金利発表

マーケットの焦点となるのは、トルコ政策金利、米経済の見通し、トルコ経済の見通し。この3点です。

トルコ政策金利の据え置きとリラ買い

トルコ政策金利に関しては、先々月~先月まで翌日物10%の金利に据え置いていました。この高金利は1月の緊急会合にて決定され、その後もトルコは過去最大の利率を継続しています。先月の金融会合では、0.5%引き下げが決定されましたが、発表された後もリラ買いトレンドとなっていることから、市場参加者も、この高金利に魅力を感じているようです。

米利上げ時期の市場予想

一方で、米経済の動向にも市場参加者は注目しています。特に焦点となるのが、今後の金利上昇の見通しです。米FRBは既に金融緩和の縮小を明言しています。問題は、その縮小の緩急です。FRBは常に雇用の回復を念頭に金融政策を進めてると、市場関係者は考えています。

インプットとなるのは、米雇用統計とFOMC議事録の内容です。毎度、指標発表の度に、その善し悪しによってアナリストは縮小のスピードを予想し直します。そして、具体的なアウトプットが米政策金利の利上げ時期です。

現在の市場コンセンサスは2015年の年初です。このスケジュールに変化があるようだと、それに合わせて市場が動くことが予想されます。

トルコ経済見通し

先月のトルコGDP成長率(月間)は4.4%と、筆者が思っていたよりも妥当な数字が発表されました。おそらくリラ安が解消されつつある中で、対外貿易赤字が減ったのだろうと考えます。

月末に炭坑事故があったものの、それはインフラ拡大政策の裏返しで、多勢に影響はないものと考えています。インフラ需要は依然として続くものと考えます。

問題は、トルコ特有の経済構造で、ここにリスクが潜んでいると考えます。この点、次の章で詳しく述べていきたいと思います。

トルコ経済固有のリスク

トルコリラ相場の重要なネタであるトルコ経済の見通しについて、少し掘り下げて考えていきたいと思います。

まず、先月5月。トルコリラは大体にして上昇トレンドで推移してきました。

トルコリラ対ドルレート推移2014年5月

トルコリラ対ドルレート推移2014年5月

これは先に述べたように、トルコの高金利が据え置きとなったこと、そして米利上げ観測に伴うリスクオン相場が継続していることが理由として考えられます。

ただ、このリラ高が今後も続くかというと筆者は懐疑的な考え方を持っています。主な理由は以下の二つです。

  • トルコ利下げの政治圧力
  • 昨年のリラ安の影響

トルコ政策金利利下げの政治圧力

トルコ中銀は1月の緊急会合以来、高金利政策を続けています。しかし、これは中銀単独の意志によるものです。与党、特にエルドアン首相の意向に真っ向から反しています。事実、国会で首相が表だって非難する場面も報じられています。

これを受けてか、先月22日にトルコ中銀は政策金利の引き下げを発表しました。

  • 政策金利:10% ⇒ 9.5%(-0.5%)

金利引き下げの理由が、政治圧力によるものであるかどうかは分かりません。ただ、リラ安に一服感が出た現在は、利下げの見通しがありそうです。

8月の首相再選挙に向けて、エルドアン首相としては国民の支持を得るため、利下げを敢行したいところです。低金利で国内消費を高める政策がエルドアン政権の方針です。高金利政策で国内経済が冷え込むようだと、失地回復に向けて与党から中銀への圧力が高まります。先月の炭坑事故ではエルドアン首相の失態が国民に避難される場面もありました。首相としては、ここらでひとつ、国民の怒りの矛先を経済に向けたい所なのではないでしょうか。

具体的には、今月6月から来月7月あたり、何かしらの動きがあるんじゃないかと筆者は睨んでいます。

昨年のリラ安の影響

これは「ゴールドマンサックスのトルコリラ下落予想」の記事で書いたことです。史上最安値をつけた2013年のリラ安の影響です。噛み砕いて言うと、トルコ企業の対外債権の負担が大きくなり、決算に悪影響が出るのではないかという話です。

トルコ経済は、企業の成長を対外投資に依存しています。得に重厚産業の成長は外資に頼っていて、為替レートの影響が企業の投資資金に強く影響します。

投資とは言っても要は借金で、社債の発行が伴います。この債権は外貨建てです。「リラ安となると外貨建て債権の利子負担が大きくなるので企業決算に悪影響が出る」というのがゴールドマンの言い分です。

このシナリオは、理に適っています。時期としては、おそらく半期決算の発表がある9月~10月頃辺りに実現するのではないでしょうか。

最近のトルコリラの動き

最近、筆者はスイング・デイトレを主に行っています。特に、5月後半からはトルコリラの動きが荒いので、デイトレ気味に売り買い両方のトレードをこなしています。トレードの時間帯は、夕方4時頃と夜9時頃です。夕方4時はヨーロッパ・ロンドン市場が動き始める時間帯です。トレンドの立ち上がりを捕らえることができると、そこそこのpipsが取れます。夜9時はニューヨークタイムです。こちらで決済と翌日への持ち越しを狙います。一般の証券会社ではリラのトレードコストが洒落にならないので、スプレッドの狭いOANDA Japanがメイン口座です。

最近の値動きを見ていると、夕刻から夜にかけて、おおよそ以下のような動きをしています。

夕方:ヨーロッパ勢の打診売り

ヨーロッパ勢が打診を入れて、アメリカ勢が対抗するという動きが多いように思います。ヨーロッパ勢の打診は日足のトレンドを無視することもあり、逆張りも多々あるのでちょっと勇気がいります。

夜:アメリカ勢対抗買い

前述の短期トレンドも夜9時頃に一服し、その後、アメリカ勢を交えた新たなトレンドが発生する傾向にあります。時間足の短期トレンドも、そこそこの頻度でひっくり返ります。アメリカ勢は、比較的、日足トレンドに順じて買ってくることが多いようです。

トルコリラは値動きが大きくて、うまく動きを捕らえると一日で50pipsは堅いところです。どの通貨も、翌月の指標発表を控えた月末はトレンドレスとなることが多々あります。トルコリラも、ここ2~3週間もトレンドレスな状況が続いています。指標発表で次のトレンドの見通しが立つまで、これでやっていこうと思います。

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