トルコリラのFX戦略をご紹介します。

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トルコリラの為替投資戦略

対イスラム国問題とシリア空爆でトルコリラ下落

イスラム国問題と連合国のシリア空爆

この所、対ドルで大きく下落しているトルコリラ。その背景にあるのは、トルコの隣国シリアに対して、連合国が空爆を始めたことが原因となっています。

海外版Reuter(ロイター通信)では、しばらく前から対イスラム国包囲網が話題になっていました。円安のため対円の下落幅が少なかったので、国内ではなかなか話題にならなかったようです。最近になってやっと、テレビのニュースで取り沙汰されるようになってきました。

今回は、トルコ関連のニュースソース(情報源)を紹介しながら、トルコリラの下落とシリア問題の関係を解説していこうと思います。

  1. トルコと対イスラム国包囲網
  2. 海外版ロイターで話題に
  3. トルコリラは対ドルで下落
  4. 今後の展望

トルコと対イスラム国包囲網

このところ、世界を騒がせているのが、対イスラム国問題です。「イスラム国」とは、イスラム教スンニ派の過激は組織で、最近、先進国のジャーナリストを殺害するなどして、先進国に反抗姿勢をアピールしています。

これを掃討するために、先進国はアメリカ主導で有志連合を結成。イラクとシリアで空爆を開始しました。以下は、ロイターからの記事抜粋です。

シリア領内の米軍空爆2日目、イスラム国はクルド人地域へ攻勢

[ダマスカス/国連/MURSITPINAR(トルコ) 24日 ロイター] – 米軍が主導するシリア領内での「イスラム国」空爆は2日目を迎えた。しかし、イスラム国はシリア北部のクルド人地域への進撃を続けており、難民らによると多くの村が焼き払われ、住民が殺害されているという。

オバマ米大統領は国連総会で演説し、中東のシリアとイラクで勢力を拡大させるイスラム過激派組織「イスラム国」を崩壊させる必要があるとした上で、軍事的圧力をかけ続けていくと言明した。

(中略)シリア北部のクルド人住民によると、イスラム国は米国の空爆を受けてシリア北部のトルコ国境付近で攻勢を強めており、トルコに逃れた難民からは、空爆だけでは不十分だとして地上部隊の展開も求める声が出ている。

シリアの情勢が悪化すると、その煽りを受けるのが隣国トルコです。シリアはトルコの南で接しています。

シリア周辺諸国の地図

シリア周辺諸国の地図

加えて、アメリカがトルコに対イスラム国包囲網に加わるように進言。否がおうにも、トルコの治安が不安視され、地政学リスクが高まります。

海外版ロイターで話題に

上記のニュースが国内で流れ始めたのが、24日の夜から。しかし、実は海外では以前より注目が集まっていました。以下は、海外版のロイターでトルコ関連のニュースを検索した結果をキャプチャしたものです。

UK版ロイターのトルコニュース

UK版ロイターのトルコニュース

ご覧の通り、「Turkey」でニュースを検索してみました。検索結果には、「Islamic State」「Syrian」「Iraqi」のイスラム国関連のキーワードが並んでいます。

イスラム国問題のニュースが海外版ロイターに流れ始めたのは、9月15日頃から。国内のニュースよりも、早い時期から流れ始めていたのが分かります。管理人も最初は関連性が分からず読み飛ばしていましたが、トルコリラの相場が下がり始めてから、問題に気づきました。

海外版ロイターは、以下のリンクから見ることができます。

ロイター通信(英国版)

トルコリラは対ドルで下落

話をトルコリラの為替レートに移しましょう。前述までのイスラム国問題を受けて、トルコリラは対ドルで下落。節目のUSD/TRY=2.25を割り込む展開となりました。

トルコリラは対ドルで下落

トルコリラは対ドルで下落

米国経済の見通しが良いので、ドルが上昇していることも、為替レートの変動に影響を与えているようです。対ユーロでは下落幅は少なくなっています。

また、円安のおかげで、トルコリラ対円は、まだ下落を始めていません。トルコリラ対円(TRY/JPY)のレートは、TRY/JPY=USD/JPY×TRY/USDで決まります。日本円レートでは、このところドル対円の円安に傾きました。円対ドル(USD/JPY)のレートが上がったので、トルコリラ円はまだ踏ん張っています。以下は、トルコリラ対円レート(TRY/JPY)のチャートです。

トルコリラ対円もトレンドライン割り込む

トルコリラ対円もトレンドライン割り込む

もっとも、こちらもトレンドラインを割ったので、先行きよろしくはなさそうです。

今後の展望

米国主導の連合国の中では、英国が議会で空爆を承認しました。さらに、イスラム国がパリでのテロを予告したという情報出ています。正義感の強いフランスも黙ってはいないでしょう。日本も国連で対イスラム問題解決のために、経済援助をすることを表明しています。対イスラム国問題は、世界の先進国を巻き込んで、今後、拡大していく見通しが見えてきます。

空爆が終っても、次に地上戦が控えています。トルコ国内でも、シリア国境で緊張が高まってきました。緊張状態は、まだ、しばらく続くであろう見通しが立ちます。

トルコのシリア国境で緊張が続く

トルコのシリア国境で緊張が続く

経済的なファンダメンタル要素としては、トルコ中銀が政策金利を据え置いたことが問題です。リラ売りを躊躇する理由がなくなりました。米国の金利が上がりつつあり、トルコとアメリカの金利差が少なくなっている点も、資金引き上げの理由になりそうです。

上記を鑑みれば、トルコリラの目先の動きがリラ安になることが予想できます。先日のブログで書いた通り、USD/TRY=2.25はチャート上で一つの節目でありました。この節目を割ったことで、トルコリラの下落はさらに加速することが予想されます。トルコリラが対ドルで最安値を更新する日も近いのではないかと思います。

トルコリラは対ドルで節目を割り込む

トルコリラは対ドルで節目を割り込む

管理人は、積極的にリラ売りで望みたいと思います。すでに支払いスワップの安い証券会社でリラ売りポジションを積み増しています。スワップポイントの支払いで躊躇のある方は、以下の記事を読んでみてください。

参考記事:トルコリラのスワップポイントで選ぶ証券会社

※FX(外為取引)は自己責任です。本コラムで紹介する内容は、情報提供を目的としたものであり、取引の強制や保証をするものではありません。取引はご自身の判断の元、行ってください。

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