トルコリラのFX戦略をご紹介します。

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トルコリラの為替投資戦略

5月のヘッジファンド売りと次のトレード

5月はヘッジファンドの売りで下落

2016年の5月も例外なく暴落がやってきました。良好なCPIと消費者物価指数の発表であったにも関わらずトルコリラは暴落。どちらもインフレ率の低下を示す良好な材料であったにも関わらず。いまだ下落の理由を示すニュースは見当たりません。ただ、個人的にヘッジファンドが現金を確保するために売ったものと考えています。トルコのダウトオール首相が辞任を表明したことが原因です。後日、訂正記事を書かせてもらいます。ヘッジファンドの決算については、これはこれとして読んで下さい。

5月といえばヘッジファンドの決算月。例年、トルコリラのようなリスク資産は現金化処分の憂き目に逢う傾向のある月です。今回は、5月の特徴的な値動きの紹介とドルトルコリラ、トルコリラ円の見通しを語っていきたいと思います。

  1. ヘッジファンドの決算月来る
  2. トルコリラ5月のチャート分析
  3. 日銀緩和手詰まりと円高懸念
  4. 下落の後に仕込むタイミング

ヘッジファンドの決算月来る

5月と言えばセルインメイの時期。海外の四半期決算に当たって、例年5月はヘッジファンドの保有資産が現金化のために売られる傾向があります。過去には日本株も5月売りで暴落していて、とかくリスク資産を抱えておくのが怖い時期となっています。

リスク資産として、決算前の現金化に伴って売られやすいのがトルコリラ。そもそもが新興国通貨は高リスクであるので、処分の対象になりやすいのですね。昨年、一昨年も5月はトルコリラ大幅下落の憂き目に逢いました。今年もやっぱり売られました。

トルコリラ円大幅下落

正直、今年はどうだろう?と管理人は思っていました。割高感が漂っているのは、トルコリラよりも米株・日本株といった先進国資産。むしろ、ドル売りの方が顕著になるのかと考えていたのです。ただ、やっぱりトルコリラの方が売られましたね。対ドル・対円・対ユーロともに大幅下落となっています。

トルコリラ5月のチャート分析

トレンドを読みやすいトルコリラ対ドルチャートを見てみましょう。前四半期はドルトルコリラのチャートがヘッドアンドショルダーを付けて下方向に推移。ドル売りリラ買いの傾向にありました。従来の下落トレンド一辺倒から中立トレンドへの移行があった訳です。

以下は、現時点でのドルトルコリラの日足チャートです。USDTRYのチャートですので、上がドル買いリラ売り、下がドル売りリラ買いとなっています。直近の値動きとしては、ヘッドアンドショルダーを形成した後、しばらくリラ買いの傾向が続いていました。ただ、今回の暴落で、ブレイクポイントを再び試す念押しの値動きが発生しました。

USDTRYヘッドアンドショルダーと念押し

USDTRYヘッドアンドショルダーと念押し

暴落的なリラ売りに対して「念押し」の一言で片付けるのもナンなんですが、一応はまだチャート分析セオリーの範疇で値動きが続いています。ドルトルコリラの場合、念押しの基準としてUSD/TRY=2.92のネックラインがレジスタンスの目安でしょうか。このレジスタンスのラインで踏みとどまってくれるようならシメたものです。

問題はオーバーシュートして、レジスタンスラインを大きく割り込んだことでしょう。今後、USD/TRY=2.92のレートを大きく上回り続ける事態となれば、下落トレンドへの手戻りが懸念されます。ともかく、まだ中立トレンドを維持している最中です。様子見として、ヘッジファンドの現金化の売りが一巡する5月中旬まで待つべき状況と判断しています。

日銀緩和手詰まりと円高懸念

日本のトレーダーの方にとって問題なのが、同じトルコリラでも対円のレートでしょう。円高が進んで対円のレートが下落。さらにリラ下落が重なって、トルコリラ円は最安値を割り込む事態となりました。

トルコリラ円の下値基準を考えてみましょう。ドル円レートの目安をUSD/JPY=105円、ドルトルコリラの目安をUSD/TRY=2.92としましょうか。ここから計算されるトルコリラ円の目安は、TRY/JPY=35.95円です。まあ、36円付近がサポートラインの目安でしょうか。

トルコリラ円の新規サポート

サポートラインで長期ポジションを仕込むことを考えても、最大の問題となることが一点。それは直近のG20で合意形成された、通貨安誘導不可の議題ですね。先日の同会議で、自国の通貨安を促す政策には事前の届出が必要との合意が成されました。これを根拠に、アメリカは日本の介入行為を監視対象に。事実上、日銀による為替介入が手詰まりの状態となっています。

ここからのアメリカ側としては、量的金融緩和策を終了させた後の自然なドル安を期待する状況。金融緩和で上がってしまったドルの価値を下げ、自国の輸出競争力を上げようという魂胆があるのでしょう。下手に為替介入によって日本円のレートを下げられてしまうと、相対的にドル高圧力となります。アメリカとしては、今後もしばらく日本含む他国に自国通貨安誘導をさせないように働きかけるものと考えます。

下落の後に仕込むタイミング

個人的には、仕込むなら5月の後半になってからという意見を持っています。それまでは準備をして体勢を立て直す時間でしょうか。管理人の場合、試してみたいFX口座を開けてみたり、資産の棚卸しをしたりと、トレード環境の整備に時間を掛けようと思います。とりあえず、5月も中旬までは、トレードを禁止することを決めました。

45日ルールとポジション決済の期間

繰り返しになりますが、5月の中旬までは45日ルールが効いて、ヘッジファンドの決算売り懸念が続く時期です。逆に言えば、リラ買いで臨むのであれば、この中旬以降にトレンドが復調するタイミングが仕込みの時期となりそうです。特に6月はヘッジファンドが主役の月ですので、彼らがトルコリラに魅力を感じてくれば、買い戻してくることでしょう。

記事:6月相場の主役~ヘッジファンドとその習性

ドルトルコリラの場合、現金化の売りが終わってもレジスタンスラインでしばらく揉み合うことでしょう。ここら辺まではヘッドアンドショルダーのチャート分析では、セオリーの範疇です。先に示した通り、USD/TRY=2.92のラインで踏み留まり、そこから離れようかという動きがあれば買います。

トルコリラ円は、目先の円高リスクを考えれば厳しい所です。個人的には、細かく利食いする短期トレードの方が良い結果を残すと考えています。管理人は裁量トレードと併せて、下落傾向の戻しを狙うトラリピトレードにも手を出してみようと考えています。

参考:マネースクウェアジャパンのトルコリラ円でトラリピ

※本記事は筆者の主張を示すものであり、読者の方に取引を強要するものではありません。FXは自己責任です。取引においては、ご自身の判断で行ってください。

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